七夕に食べると縁起の良い食べ物
7月7日は七夕。
「織姫と彦星が1年に1度だけ会える日」と、子供のころから聞いたことがありますよね。
ですが、どのような経緯で織姫と彦星は1年に1度しか会えなくなってしまったのでしょう?
気になって調べてみました。
“昔々、天の川のそばには天の神様が住んでおり、天の神様には一人娘がいました。
名前は織姫。
織姫は機を織って、神様たちの着物を作る仕事をしていました。
織姫はやがて年頃になり、天の神様は娘にお婿さんを迎えてやろうと思いました。
色々探して見つけたのが、天の川の岸で天の牛を飼っている、彦星という若者でした。
彦星はとても立派な若者で、織姫もかがやくばかりに美しい娘です。
二人は相手を一目見ただけで好きになりました。
二人は結婚して、楽しい生活を送るようになりましたが、仲が良すぎるのも困りもので、二人は仕事を忘れて遊んでばかりでした。
すると、天の神様のもとへ、皆が文句を言いに来ます。
「織姫が機織りをしないので、皆の着物がボロボロです。早く新しい着物を作ってください。」
「彦星が世話をしないので、牛たちが病気になってしまいます。」
神様はすっかり怒ってしまい「二人は天の川の東と西に別れて暮らすがよい」と言って、織姫と彦星を離れ離れにしたのです。
ですが、織姫があまりにも悲しそうにしているのを見て、「一年に一度だけ、7月7日の夜だけ彦星と合ってもよろしい。」と天の神様は言いました。
それからは、一年に一度会える日を楽しみに、織姫は毎日一生懸命に機を織り、彦星も天の川の向こうで天の牛を飼う仕事に精を出しました。
そして待ちに待った7月7日の夜、織姫は天の川を渡って、彦星のところへ会いに行くのでした。“
諸説ありますが、こちらが1番有名なお話だそうです。
気になる方はぜひ調べてみてください。
クリスマスにはチキン、お正月にはお餅を食べるなど様々な伝統がありますが、実は七夕にも食べると良いとされる食べ物があります。
ぜひご覧ください♪
① そうめん
七夕にそうめんを食べるのは、中国が起源だと言われています。
古代中国で無病息災の食べ物として7月7日に食べられていました。
その後日本にも伝わり、原料である小麦が活用されてそうめんが親しまれるようになりました。
7月7日は正式な「そうめんの日」でもあります。
② 甘酒
夏の季語でもある甘酒は、七夕に直接関係があるというよりも、ヘルシーさと飲みやすさのほかに、「夏バテ予防」のために飲まれていたと言われています。
「のむ点滴」とも呼ばれる甘酒は、いわば日本古来の栄養ドリンクです。
食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、ビタミンなどの栄養素が含まれており、現在のポカリスウェットのような存在だったそうです。
砂糖とはまた違うほのかな甘みが魅力の甘酒は和食にもピッタリです。
【参考・引用】
七夕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95
七夕に食べると縁起の良い食べ物10選!歴史や由来も一緒に学ぼう
http://tanabata.me/tanabatahooddrink10/