一関・平泉地域の「父」をご紹介!父の日に喜ばれる、一関・平泉のおすすめのプレゼント!
2023年の父の日は6月18日(日)です。
母の日に比べて、父の日をつい忘れてしまうという方も多いのではないでしょうか。
ゴールデンウィークや母の日といったイベントごとが多い5月に比べて、祝日もなく梅雨の時期に入る6月。
父の日は毎年6月の第3土曜日と決まっています。
どよんとした6月になりがちですが、いつも頑張ってくれているお父さんに感謝の気持ちを伝えるために、
父の日にギフトを送ってみませんか?
この特集では、岩手の一関・平泉に関わる「父」についてと、父の日に喜ばれる一関・平泉のおすすめのプレゼントをご紹介します!
岩手の一関・平泉に関わる「父」について
一関の「父」
一関の父と呼ばれている人物は特にいないのですが、一関には当地域出身の偉人たちがたくさんいます。
江戸時代、田村家を藩主とする一関藩がこの地域を統治していた頃、後世に名を残す人物が活躍していました。
現在、一ノ関駅前の広場には一関が誇る三賢人像が建っています。
一ノ関駅にお越しになったことがある方は見たことがあるかもしれません。
三賢人像の人物の正体は、一関藩医だった大槻家の3人です。
1. 大槻 玄沢(おおつき げんたく)1757〜1827
一関藩医玄梁の長男で、杉田玄白から蘭方医学を、前野良沢からオランダ語を学び
江戸に日本最初の蘭学塾「芝蘭堂」を開いて多くの門人を育てました。
さらに「解体新書」を改訳し、「重訂解体新書」を完成させ医学の進歩に貢献しました。
2. 大槻 磐渓(おおつき ばんけい)1801〜1878
玄沢の次男で、早くから開国を唱えた和魂洋才の儒学者として活躍しました。
戊辰戦争時には、藩政を左右するほどの思想的影響力を持ちましたが、戊辰戦争後は、戦争責任を問われ投獄されました。
しかし、開国論に与えた影響には大きいものがありました。
3. 大槻 文彦(おおつき ふみひこ)1847〜1928
磐渓の3男として江戸で生まれました。
明治8年、29歳の若さで文部省から辞書の編さんを命じられ、16年の歳月をかけて、わが国最初の辞書「言海」を完成させました。
この「言海」は、戦後までに700版を超えて刊行され、日本辞書史上不朽の名著として名を残しています。
参考:一関市ホームページ「一関地域の偉人・先人たち」
平泉の「父」
平泉と言えば、平安時代後期に陸奥の豪族藤原清衡を父として子の基衡、孫の秀衡が100年にわたって築いた
奥州藤原氏を思い浮かべると思います。
鎌倉時代に源頼朝によって奥州藤原氏は滅んでしまいますが、今もなお平泉には仏教文化を中心とした、
黄金花咲く平和な理想郷の面影が残っています。
初代 藤原清衡(ふじわらのきよひら)
清衡が一番に望んだことは、平和な世の中をつくることでした。
たび重なる戦により命を落とした敵味方を含めた全ての人々の霊を慰なぐさめ、弔うために、中尊寺の建立を始めたのです。
平和な世の中を目指して国造りをはじめた例は、世界の歴史の中でも極めて珍しく、清衡の平和国家建設にかける強い思いが伝わってきます。
二代 藤原基衡(ふじわらのもとひら)
基衡は、清衡が描いた仏教を中心とした平泉の街づくりをさらに発展させていきました。
ふんだんに採れた金や交易により得た豊かな財力を活かして、平泉の南に毛越寺を建立しました。
歴史書『吾妻鏡』に我が国で他に例がないほど立派なお寺だと記されています。
三代 藤原秀衡(ふじわらのひでひら)
秀衡は、優れた経済力と東北地方を治める才能を持っていました。
あらたに宇治の平等院鳳凰堂をモデルに無量光院を建立し、柳之御所周辺を含めた広い範囲の整備を行い、平泉の都市を完成させました。
参考:平泉町世界遺産推進室ホームページ「『平泉の文化遺産』を生んだ奥州の歴史 II」
一関・平泉には、後世にも誇るべき多くの「父」たちの活躍がありました。
続いて、父の日に喜ばれる、一関・平泉のおすすめのプレゼントをご紹介します!
一関のおすすめのプレゼント
■スモークAセット 4,838円(税込)+送料【スモークハウス道楽亭】
令和3年、三十周年を迎えた今も、小さな工房で亭主1人が手作りしている燻製の商品をお届けします。
定番のベーコンとチーズ、プリっとした歯ごたえのエビ、県内産鶏手羽元のチキンスティックのセットです。
包装してお届けしますので贈り物にも最適です。
塩味控えめ、香り抑えめ、歯ごたえ柔らかめに仕上げてあります。
チーズ以外は、保存料、発色剤、化学調味料等の添加物を使用しておりません。
■ごま摺り団子・ずんだもち詰合せ 3,240円(税込)+送料【松栄堂】
一関の老舗菓子屋 松栄堂の人気商品詰め合わせセット!
松栄堂人気商品のごま摺り団子と東北みやげの定番ずんだもちをセットにしました!
ごま摺り団子は、香ばしいごまの風味と強いコクと香りが特徴の醤油を使用したごま蜜が特徴で、1つ食べればもう1つ食べたくなる美味しさです。
ずんだもちと言えば東北の食物と認識されるくらい有名。
松栄堂では一関産の厳選されたもち米“こがねもち”を使用し、枝豆の風味をしっかり感じられる餡をたっぷりからめました。
どちらも甘さ控えめで、老若男女から愛される商品です。
平泉のおすすめのプレゼント
■秀衡八角箸(めおと)11,000円(税込)+送料 【翁知屋】
純金箔の秀衡文様と生うるしを染み込ませたお洒落なデザインのお箸です。
生うるしを塗り、布でふき取り、5回以上繰り返して作られています。
八角形は手に持ちやすい形で細かい角のあたりが手になじみやすく翁知屋さんの店舗でも大人気の商品です。
黒と赤のお箸が一膳ずつ入ったセットなのでご自宅で夫婦で使うのも良し、プレゼントにも喜ばれる商品です。
■一音 とっくり 720ml 3,850円(税込)+送料【どぶロック】
平和の象徴「一音(いっとん)」
「中尊寺建立供養願文」の中に、「世界に平等に響きわたるこの鐘の一音が、命をなくした霊魂を極楽浄土へ導きますように。」という一文があります。
飲んだ人が心穏やかになることを願い、この象徴的な「一音(いっとん)」がどぶろくの名前になりました。
愛情を込めて大切に育てている、平泉町産ひとめぼれを100%使用しています。
甘みとコク、フルーティーな香りが魅力のどぶろくです。
贈答用にもピッタリの商品です。
■辨慶力餅(弁慶力餅)24個セット3,200円(税込)+送料 【菓子工房吉野屋】
数々のメディアでも取り上げられる菓子工房吉野屋。
創業100年以上、平泉の名物として愛され続けるくるみゆべし「辨慶力餅(弁慶力餅)」です。
食材にもこだわり、もち米はこの地域のもち米を、水飴や醤油、水にもこだわり作られています。
香ばしいくるみを使用し、ほのかな甘みともちもち食感がクセになる、平泉町のお土産の定番です。
ご自宅ではもちろん、贈り物や手土産にも喜ばれるお菓子です。
春の藤原まつりでは、二段重ねの鏡餅と供物台の合計160?を持ち上げる、「弁慶力餅競技大会」も行われています!
おわりに
岩手の一関・平泉の歴史に触れながら地域に関わる「父」についてと父の日に喜ばれる一関・平泉のおすすめのプレゼントをご紹介しました。
日頃照れくさくて感謝を伝えられないという方も、2023年6月18日の父の日にぜひギフトを送ってみてはいかがでしょうか。